2013年公開
出演:カールティ
アヌシュカ・シェッティ
サンターナム
スマン
監督:スラージ
言語:タミル語+英語字幕
時間:162分
媒体:DVD
あらすじ
追手から逃げるアレックス・パンディアン(カールティ)とディヴィヤ(アヌシュカ・シェッティ)は、敵から逃げ切ったものの怪我を負う。ディヴィヤは村にあるアシュラムで療養をし、その間アレックスはカーラヤン(サンターナム)の一家が暮らす家に居候する。
ディヴィヤは州首相の娘だった。タミル・ナードゥにて医薬品の販売許可を求めたアルヴィン・マーティン(ミリンド・ソーマン)らに州首相が応じなかったことで彼らの怒りを買い、ディヴィヤを誘拐し強制的に許可させる計画に巻き込まれていた。アレックスはその計画の実行人として雇われたにすぎなかったが、ディヴィヤから真実を知り、寝返ってディヴィヤを逃がそうとしていた。しかしディヴィヤが元気になる頃、アルヴィン達が彼らの居場所を突き止めて…。
いろいろ
ヤクザまがいのビジネスマンに、ローカルスタイルの主人公が逃げたり挑んだりする話。
陽気でヤンチャな役を十八番とするカールティの、典型的なアクションコメディ。
ストーリーは大まかに捉えたところもあまり個性的ではないし、説得力のある展開でもないし…ってところで敢えて観る価値はあんまりないですが、まぁカールティ元気で安心するしなんだかんだ楽しく観たシーンもあるので個人としては世間よりは高評価にしちゃいそうな映画でした。やはり単純明快な楽しいタイプの映画はいつも手放せないですしな。
もうちょっと思い切って編集して130分くらいにしたらテンポ良くなったかな…?
アヌシュカが誘拐される女の子の役、カールティが誘拐するチンピラの役。
ディヴィヤは深窓の令嬢とまではいかないけどやはり父親が州首相なだけあっていい暮らしをしていて、対照的にアレックスはムショにいたこともある根っからのゴロツキで正反対の2人が、なぜ一緒に逃亡することに…?っていうところから、居候で村に身を隠すに至った経緯までが話され…という展開。
誘拐犯と被害者という立場からして吊り橋効果かな?とも思えるけど、なんとなくちょっと違うような…ぶっちゃけ言うとディヴィヤがアレックスを好きになる理由が弱いwwなんかこう…ちょっと助けられたくらいでマイナス感情からプラス感情に転じますかね?wちょろいのでは??(笑) カールティはカールティでよく喋る人なんだけど本音をあまり出さない人だったので、ディヴィヤのこと好きなのかなんとも思ってないのかわかりにくかったw 説得力持たせるには2人の接触が少なかったので、もうちょっとねっとりじっくり描いても良かったかも。
コメディーパートが、サンターナム兄さんとマノーバーラーおじさんので2つあります。
サンターナム兄さんの方は、居候してきたらアレックスとサンターナムの3人の妹たちがキャッキャ遊んでるところに妹たちの貞操を心配して割り込むサンターナム兄さんに、最終的にサンターナム兄さんが酷い目に遭うっていうオチ。わりと最初は面白かったんだけど、これが結構何度も繰り返されていて、ちょっと最後はもうお腹いっぱいでしたw半分くらいの回数でちょうどよかったかなw 主にサンターナム兄さんのケツが狙われてしまうのは好きです。脳が小学5年生なので。
マノーバーラーさんのシーンは、ジャングルで身を潜めているアレックス達のところに狩りにやってきたマノーバーラーさんがアレックスにあっさり身ぐるみ剥がされて…というところ。出番はほぼ意味のないモノでしたが、コント並みに髪の毛ボサボサになったり、現地住民に豚の丸焼きみたいな囚われ方したりでめっちゃ酷いので好きです。やはり脳が小学5年生なので…。
アクション頑張ってました!
車何台か爆発&20メートルくらい飛び上がってましたwインド風カーチェイスとしては派手な部類!新車を速攻ダメにされるサンターナム兄さん…
あとクライマックスで急にサッカーが始まるのでそこはちょっと観てほしいw アクションにバリエーション持たせようとした結果なんだろうかw 観ててスペースキャットの顔になりそうw
ダメなところも書きやすくて色々書いちゃいましたが、そこそこ気に入ってますw
私としては、嫌いな役者さんや嫌いなシーンがなかったので個人的にモヤる嫌味がなかった点と、マノーバーラーのコメディシーンが酷すぎな点でわりと好きな映画です…が、物語が面白いかというとちょっと人にお勧めするほどの責任は持てないので、皆さま自己責任にてご鑑賞ください。
どうでもいいけど、カールティがビリヤニ食べる映画に遭遇するのこれで3本目ですw
リンク
ほぼ明るい曲だけで構成されてたな
「Bad Boy」
「Naalu Pakkam」
これフル版公式がなくて貼れないのでプロモ短縮版貼りますね。ここに入ってないフレーズ一部ディズニーのアラジンの曲に似てるw
曲だけならここで聴ける→https://www.youtube.com/watch?v=qJmRl7DNIPk
「Thakka Thaiya」