2019年公開
出演:アッタカッティ・ディネーシュ
アーナンディ
ムニーシュカーント
監督: アティヤン・アーティライ
言語:タミル語+英語字幕
時間:132分
媒体:ネット配信(Netflix)
あらすじ
金属スクラップ業のドライバーをしているセルヴァン(アッタカッティ・ディネーシュ)。彼の夢は、恋人チトラー(アーナンディ)との結婚と、自分のトラックを持つことだったが、彼女の家族は泥棒まがいの仕事だと蔑み、結婚を反対するだけでなく彼女を別の男性と結婚させようとしていた。
ある日、海岸に不発弾が打ち上げられる。不発弾について知っている外国人の女性が発見し、警察が保管する。しかしそれが金目のものだと勘違いしてしまった何者かの手によって盗まれ、スクラップ工場に持ち込まれてしまう。警察はこのことをひた隠しにしようと必死に探すが、その間に他の鉄くずにと一緒にセルヴァンが運ぶトラックの荷物に紛れてしまい…。
いろいろ
タイトルは『Irandam Ulagaporin Kadaisi Gundu』、通称『Gundu』です。gundu=爆弾。
冒頭からショッキングなシーンがあった後時間が巻き戻る感じに始まったからずっとひやひやする映画でした。
主人公が不可抗力で不発弾に関わってしまうため知らない間にも常に命が脅かされているのと、彼の仕事を蔑む彼女の親族たちの危うい行動や、不発弾を内密に片付けたい特権階級との争いがめっちゃスリリング。
ここに出てくる不発弾とは──戦時中ムンバイの海に沈んだ船に載っていた数トンもの爆弾がその後発見され、アメリカとインドの企業がそれを無力化するようにしたんだけど、実は無力化されるどころか裏で手を組みベンガル湾に投棄したらしい。その沈んだ不発弾が、波に乗ってオリッサからナーガパッティナムの浜辺に流れ着くことがあると。でもその事実を知らされていない一般人は、不発弾を見て鉄や真鍮のスクラップと勘違いし、回収され、正しい管理がなされず大事故につながることがあり、これまで数千人もの命が犠牲になってきたとのこと。でも特権階級の人々はこの事をひた隠しにしてきている…らしい。
上記は映画の冒頭に挟まれるナレーション。ちゃんと字幕読んどいた方がいいなと思って、最後まで観たあと訳しに戻りました。それがこの映画に出てくる不発弾についての説明。…やっぱりこれは事実なんだろうか?私の検索能力だとどうしてもソースが見つけられなかったけど、解説ナレーションという形で嘘はつかないような気もするし…。
いままで不発弾のことをテーマにするインド映画って出会わなかったなぁ。
不発弾の話だけでなく、そこそこ色んなネタが詰まってるんですよね。
労働組合を立ち上げようとしたら解雇するって言いだすブラックな社長とか、女性に対し名誉殺人のようなことをしようとする親族とか。
底辺に見られてしまう仕事で生きるの厳しい世界の話だけど、観るのもしんどい救いようのないみたいな話じゃなくて、
主人公は逞しいというかちょっとマイペースで、なんか彼なら切り抜ける気がする安心感がある。裕福でなく幼いころから苦労したであろう主人公が社会に押しつぶされないように踏ん張る姿がアツかった。
あ、主演は『Kabali』で鉄砲玉"ジーヴァ"くん役をやってたディネーシュくんです。
アクションあり、ジョークもありで、娯楽作品と言って間違いはない内容でした。
ってかなんというか不発弾の扱いがめっちゃヤバイ!!トラックの荷台の上でゴロゴロ転がるのヤメテ!怖い! 担いで運ぶのも怖ッッ!!いつ爆発するかわかんないんだからね!!!とどめにちょっと行方不明になったと思ったら女神のご神体になっちゃってて……これコメディ映画だったっけかな??…確かにちょうどいいサイズとフォルムだけど~~~!!ご神体はアカンwwwwwインドさんそういうとこある~~~~!!!
タイトルで検索してポスター見てもらったらわかるかな、戦争の現場を舞台にしない話でありながら、はっきりと反戦映画でした。
講演会に出席する人という形で日本が出てきました。話の内容は折り鶴の子や二重被爆者や色々な人のことが混ざってる?けど、二重被爆者に同じ名字の人いるんだよね…。地元広島なので気になる。
9 Aug 1945
ஆயுதங்களால் உலகை பாதுகாக்க முடியாது என்பது நிரூபிக்கப்பட்ட நாள்.
பேராசைக்காரர்கள் இரண்டாம உலகப்போரின் கடைசி குண்டினை நாகசாகியில் வீசிய நாள்.
பேரன்பு மட்டுமே இவ்வுலகை காக்க முடியும் என்பதை உணர்த்திய நாள்.
1945年8月9日
武器が世界を救うことができないことが証明された日。
貪欲な者が長崎で第二次世界大戦の最後の爆弾を投下した日。
愛だけが世界を救うことができると悟った日。
プロデューサーとしてパ・ランジット監督が絡んでるのに妙に納得した強めのメッセージの映画でした。
リンク
音楽が土着的でよかったなぁ
BGMも不安を煽ってくるやつとか、普通にかっこいいやつとかあった
「Nilamellam」
「Maavuliyo Maavuli」
たいまつグルグル回すやつ、伝統的なアレだったりするんだろうか?
「Irul Vaanam」
ラブラブカップルに同行せざるを得なかったムニーシュカーントおじさん(主人公とペアでドライバーを組んだ)の居心地悪そうなことといったらww