2016年公開
出演:G.V.プラカーシュ・クマール
ヨーギ・バーブ
アーナンディ
サラヴァナン
ラージェーンドラン
監督:サム・アントン
言語:タミル語+英語字幕(日本語機械翻訳)
時間:129分
媒体:Youtube
あらすじ
北チェンナイにあるラーヤプラムの町を牛耳るボスの名は"ナイナ"。今はダース(サラヴァナン)が就いている。その座は昔悪政を敷いていたボスを倒し、奪い取ったものだった。
その時ダースと協力したが今は袂を分かつベンジャミンを父に持つジョニー(G.V.プラカーシュ・クマール)はある日、ダースの一人娘ヘーマー(アーナンディ)に一目惚れする。彼女の寮に忍び込んだ時、偶然にも人身売買を企て寮を狙っていた男が倒されたのをダースの一味が目撃し、ジョニーの仕業だと勘違いされる。自らの老いを感じていたダースは、ヘーマーの夫となる人を後継者にと考えていたため、ちょうど現れたジョニーが一躍婿として大歓迎されてしまう。しかしジョニー本人は、血を見ると発作を起こしてしまう恐怖症を持った臆病な性質で…。
いろいろ
めちゃめちゃ楽しかったー!!!
元ギャングを父に持ちながらもギャングとは程遠い一般人生活、しかも暴力沙汰なんで大の苦手…な主人公が、ひょんなことからギャングの世界に放り込まれてしまってもみくちゃにされ、さらにそれとは別のところから唐突に降ってわいた危機を、血恐怖症というハンデを抱えながらどう乗り切るか…ってのが面白かったです。
強そうに見えないG.V.プラカーシュ・クマールが主人公を演じていてめっちゃ似合ってます(笑)。ほんと何でもない人の役上手いな。本人は多才な人なんだけどな。そうです、『世界はリズムで満ちている』や『Watchman』のあの子です。
これも『Vada Chennai』、『Vikram Vedha』とかの物騒な土地ものジャンル"北チェンナイもの"に当てはめていいのかな?ラーヤプラムは実在する地名です。
(行ったことあるわここ…)
北チェンナイものはだいたいかなり物騒で怖いヤクザが出てくるけど、本作は怖いというより可愛いです。まーみんな緩いので。それに今のボス、ダースが悪い事はしない主義なので平和に牛耳ってて治安も良い…って油断してたら血みどろシーンもありますが(どっちだよ)。そういえば結構ナタが出てきてたな。悪役の持ってる先端が二又に分かれたナタとか何だこれ凶悪だすげえw
映画オタクが作ったな!?的なかなりの量の映画パロディーが詰まってて、随所で笑わせにかかってきました。かなり笑った。けっこう有名なタミル映画とインド映画がいっぱい。一番多かったのは当時タイムリーだった『バーフバリ』からですね。ほかに『Kaththi』とか『Premam』とか『Pudhupettai』とか…ヒンディー映画も出てきたなぁ。
某映画某スライディングシーンのパロディー
パロディー以外にも、主人公をはじめ天然ちゃんとアホキャラが多数を占めるので隙あらばコメディになります。ツッコミ代表はダースおじさんかな…みんなボケ倒すからおじさん忙しい…不憫…。あとみんなツッコミの人の話を聞かない。自由すぎてやばい。
誰も傷付かないギャグがほんとただただ楽しくて好きです。めっちゃツボでした。うっかり年間ベストに入れてしまうくらい好き。私のツボにぴったりだっただけで、他に100人観ても100人が面白いって言うほどの傑作かって言われると自信ないけどめっちゃ好きって感じのやつ。
ヨギバブちゃんウォッチング
ヨギバブちゃんはですね、多分計12回着替えてるんですけど(数えた)、全部同じ絵柄"バブちゃんの顔と虎の顔ハーフ&ハーフ"の色違いTシャツでした。一度たりとも別の服を着ていませんでした。結婚式に来賓出席した時もこれでした。徹底している。多分2回着てる色もあります。Tシャツグッズ化して売ってくださいw
黄色とかショッキングピンクとかも着てみてほしかったなw
バブちゃん今回ナイナの子分で割と長い時間出演して絵的に大活躍でしたが、子分としては相変わらず全然活躍しないポジションでした。喋らなくても画面の隅でゴソゴソしているのがホント可愛い。
あとモブっぽい少年が着ていたヴァディヴェールさんTシャツも欲しいですw
リンク
映画本編ねー、Youtubeに公式があるんだけど、インターミッション後から字幕がちょっと早めに出てきてしまうから、観るとき注意ですね。私は動画2個同時再生っていう強引な方法で観ました。
予告だよ
「Myma」ヒロインのアーナンディめっちゃ可愛いな!好みの顔だわ~。ギャングボスの娘なだけあって地味にぶっとんだキャラしてた。
「Dance With Me」ノリノリ結婚式シーン
おまけ
この教会を探しています ピンク色で可愛い
物語上チェンナイにある気がするんだけど、そもそも実在するかもわからない件