インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Trisha Illana Nayanthara(トリシャーでなければナヤンターラー)

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2015年公開

出演:G.V.プラカーシュ・クマール

   アーナンディ

   マニシャー・ヤーダヴ

   シムラン

   VTV・ガネーシュ

監督:アーディク・ラヴィチャンドラン

言語:タミル語+英語字幕

時間:124分

媒体:ネット配信(Simply South)

 

あらすじ

同じ時と場所で生を受けた幼馴染のジーヴァ(G.V.プラカーシュ・クマール)とラムヤー(アーナンディ)とアディティ(マニシャー・ヤーダヴ)。高校生になり、アディティが一時的にバンガロールに行っている間にジーヴァとラムヤは付き合うが、ジーヴァは意図せずラムヤを傷付けてしまい、ラムヤがそれを許さなかったため2人は破局してしまう。ちょうどタイミングよく告白してきたアディティと付き合うことにしたジーヴァだったが…。

 

いろいろ

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男1女2の三角関係形式から始まる青春アホエロコメディ。

はじめラムヤーと交際するくだりは傑作映画では!?って思うくらいピュアな青春モノの流れで、その後アディティと交際始まった辺りでエロコメに走る。高校生-大学生あたりなのでお年頃真っ盛りですね!!

 

主人公のジーヴァは現実にはお付き合いしたくないほど未熟な部分があったり、女性にとって地雷になり得る持論もあったりして、「もうお前どの女性ともハッピーエンドにならんでええよ」とまで思えてしまうので、主人公に感情移入とかあんまり気にしすぎるとしんどいかもしれない。もうこの男はファンタジーって思うか、アホだな~って割り切るかしたらしたら楽しめるかな。私は途中で感情移入を捨てましたw 主人公の未熟な部分を別れの原因とするなど、映画としては彼のよろしくない部分はよろしくないもの寄りで扱ってはいると思います。

これは私が女側だから思う事かもしれないけど、男1女2の三角関係って男がクズ気味な話多くないすか!?もうちょっとまともでいてくれ!

 

とはいえ私としてはこの映画結構好きです。演出がポップでいいんですよ。

まずタイトルがすべてを表現していてなおかつ捻ってていいな。

ご存じの方も多いと思いますが、「トリシャー」「ナヤンターラー」は共にトップに並び立つ役者さんの名前です。『長澤まさみでなければ綾瀬はるか』的な?このタイトルが開始40分あたりでドーンと出てくるのもまた良い。タイトル出てくるのここまで遅いのは『Amar Akbar Anthony』形式。

そしてこの傷心の演出とかめっちゃ良い。

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世界一ワイルドな門の開け方(これはわりと唐突だったのでパロディかもしれない)

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あとは手羽元でイチャイチャしたり、キスしたら放水機から水出てきたり、文字にするとマジで意味わからんシーンでツッコミ入れたくなります。

 

G.V.プラカーシュ・クマールお得意のお気楽コメディです。特別ゲストも出てくるよ!ストーリーも字幕も比較的分かりやすくてオススメ!

 

リンク

「Bittu Padam Di」アーナンディちゃんが色んな恰好してて楽しいね

 

「Mutham Kodutha Maayakari」お色気的担当だったアディティ

 

「Yennachu Yedhachu」キャッキャウフフ系