インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

美に魅せられて(Haseen Dillruba)

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2021年公開

監督:ヴィニル・マシュー

出演:タープスィー・パンヌー

   ヴィクラント・メーシー

   アーディティヤ・シュリーヴァースタヴァ

   ハルシュヴァルダン・ラーネー

時間:135分

言語:ヒンディー語+日本語字幕

媒体:ネット配信(Netflix)

 

あらすじ

ラーニー(タープスィー・パンヌー)の外出中にガス爆発事故が起き、夫リシュ(ヴィクラント・メーシー)が死亡する。しかし夫の頭には傷があり、死因はガス爆発ではなくその前に襲われたためであると断定された。警察は真っ先に妻の関与を疑い毎日のように出頭させるが、妻の口からは殺人の確実な証拠となるものは出てこなかった。操作が難航する中、夫婦のこれまでの生活が明らかになっていき…。

デリーで美容師をしていた美容好きのラーニーは、リシュと結婚しジュワーラープルに越してくる。お見合いの席では料理ができると言われていたが実は家事が得意ではなかった彼女は早速、義母と折り合いが悪くなってしまう。また、リシュが期待したほどの夫ぶりでなかったことに不満を募らせたラーニーは実家に電話するが、その通話を聞いたリシュは深く傷つき、ラーニーを無視し始める。まだ結婚からわずかしか経っていなかったそんな時、一家に来客が来たことをきっかけに、夫婦の関係はさらに悪い方向に走り始め…。

いろいろ

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Netflixでリリースになった作品です。もともと2020年9月リリース予定だったみたいだから劇場公開予定が配信になったんかな?どうだろ。

 

美人で都会的な妻と内向的な夫の夫婦の家で起きたガス爆発と発見された死体。殺人なのか事故なのか、殺人なら一体なぜ殺されたのか、真犯人はだれなのか──新婚夫婦を取り巻くサスペンスです。

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最近サスペンス好きなので楽しめました。こういうのって妙にセクシー路線に走ったり肝心の所があっけなかったりでハマらない時もあるんですけど、期待以上に面白かったです。クライマックスはある意味壮絶で、悲鳴なしには見られなかった…。しかし批評家ウケはめっちゃいいとは言えないっぽい〜。そっか〜私は好きなんだけどな〜まぁ最終的には好みかどうかだよな〜(笑)

 

color yellowのモーションロゴ見ると妙に期待してしまう(笑)『ラーンジャナー』とか作ったプロダクションです。

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夫婦間のトラブルが原因で、時間を追うごとに幾分か変化する夫の態度。後半のヴィクラント・メーシーの目が良かったですね。ゾクゾクしました。それとは別に、基本は大人しい性格のエンジニア夫で、メガネ姿なのも良かったです。イケメンメガネ。本作はヴィクラント・メーシーの演技に関しては批評家ウケいいみたいです、最近ノッてますね。

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キーアイテムとして、いわゆるパルプ小説的なインドの現地語で書かれた安っぽい本が出てきます。わりと頻繁に。美人で暇を持て余す妻、退屈な夫、愛人、殺人事件…と、映画自体もそういうテイストを目指したのでは、と憶測できる設定でした。ストーリーは英国小説家の短編「Lamb to the Slaughter」(ヒッチコックが映像化)からもインスピレーションを得ているらしいんですが、それっぽいのは部分的で、まるまる引用という印象はなかったです。知っててもそんなにネタバレにはならないんじゃないかな。

 

リンク

予告

 

「Milaa Yun」

 

「Dil Melt Karda」