2022年公開
出演:サティーシュ
シヴァ(声のみ)
ジョージ・マリヤーン
パヴィトラ・ラクシュミー
監督:キショール・ラージクマール
言語:タミル語+英語字幕
時間:131分
媒体:スクリーン(イオンシネマ市川妙典スクリーン5)
あらすじ
IT企業で働くセーカル(サティーシュ)はある日、近所に暮らすマッドサイエンティストことラジャラジャン(ジョージ・マリヤーン)が飼っている犬パダヤッパに脚をかまれてしまう。パダヤッパは普通の犬ではなく遺伝子操作をされており、セーカルは次第に犬っぽく、逆にパダヤッパは人間ぽくなっていく。困ったセーカルはラジャラジャンに元に戻してもらうよう頼むが、その治療にはしばらく時間を要すると言われてしまう。仕方なくしばらくそのままで過ごすことになったが、犬っぽくなってしまったセーカルは行く先でたびたびトラブルを引き起こしてしまう。
自分でコントロールしきれない状況にほとほと疲れ果てたセーカルは、パダヤッパにつらく当たる。落ち込んだパダヤッパは家出をするが、その直後、大型犬の誘拐を企む2人組に誘拐されてしまい──。
いろいろ
ポンガルに合わせて公開の、ファミリー・キッズ向けコメディ。
ゆる~いかんじのやつです。
スター級映画で親友役をやることが多いサティーシュさんが初主演。現地では好評とのことです。今後どうするんだろ、主演俳優にジョブチェンしたりするのかな?親友役すきなので続けてほしい気持ちもあるw
これ言うと元も子もないけど、かなーりマイペースなので、余計なシーンを省いてサクッと90分くらいにはできたと思うwwひとまず犬にかまれるまでがまあまあ長いからもうちょいテンポ上げてよかったと思うw
英語字幕だから頑張って読んでしまうけど、ストレートに理解できる言語ならたぶん頭空っぽにして観ると楽しい系だと思います。セーカルが自分のカーストを聞かれて「ラブラドール」って答えちゃうのワロタ。
あとめちゃめちゃラジニ様映画で、犬のパダヤッパはもちろん、他に飼ってる猫とか動物の名前全部ラジニ様関連の名前でした。それに加えてラジニ様映画以外の引用もあった気がする…。
犬のパダヤッパが可愛いですね。犬がヒーローです。口は喋ってないけどめっちゃ人語喋ります。セーカルに通じてるのか通じてないのかわからなかったw通じてなかったら多分脳内で喋ってます。声はあの『SUMO』の主演のシヴァ。
犬化と人間化は遺伝子組み換えって感じを想像してもらえたら。クモに噛まれて能力を手に入れたスパイダーマンの成り立ちに近いし、実際その辺の言及もありました。
犬と猫は仲が悪いっていう定説(?)のもと、猫がとばっちりに遭うシーンがほんのちょっとあって、もちろんぬいぐるみだとはわかってはいても…、ちょっと地雷感はあるかもしれません。ネコちゃんは可愛かった。
リンク
めっちゃ踊りそうな話だけどダンスシーン少なかったですw
「Edakku Madakku」
これが唯一のダンスシーンかな。わりと唐突に始まってたwサティーシュさんて脇役だとあんまり踊らないキャラのイメージだったんだけど、けっこうキレある踊りでした。犬っぽいダンスは見ごたえあり。
「90'S Kid」
「Lol Lol Arasan」
おまけ
ちなみにヴァヴィデールさん主演でNaai Sekarっていう名前が主人公の映画(別の映画のスピンオフ)を作ったんだけど、タイトルが被るから揉めたらしい。先に本作が『Naai Sekar』を使ってたので『Naai Sekar Returns』にせざるを得なかったらしいぞ。