2012年公開
出演:アジャイ・デーヴガン
ソーナークシー・シンハー
サンジャイ・ダット
ジュヒー・チャーウラー
サルマン・カーン(特別出演)
言語:ヒンディー語+日本語字幕(IFFJ)
時間:141分
昨年ディワリ公開のアクション・コメディ映画。リメイク物です。
あらすじ
イギリスに住むインド人ジャッスィー(アジャイ・デーヴガン)は父の遺産の土地を売りに故郷のパグワーラーへ帰ってくる。パグワーラーにはジャッスィーのランダーワー家と因縁があるサンドゥー家が暮らしていた。サンドゥー家との因縁は相当なもので、ジャッスィーの父親とサンドゥー家の今の当主の叔父が相討ちになったほどであった。相討ちのあとジャッスィーと母親はイギリスに移り住んだものの、サンドゥー家の当主ビッルー(サンジャイ・ダット)は叔父の敵を討つまで結婚しないを誓っており、未だジャッスィーの事を探していた。
サンドゥー家のしきたりでは、家に招待した客は神様のようにもてなさなければいけなかった。客がたとえサンドゥー家に対して無礼な事をしても、敷地内では絶対に丁寧にもてなすということであった。(代わりに、客が一歩敷地を出ると何をしてもいいということ)ひょんなことからジャッスィーはサンドゥー家に招待されるが、たちまちジャッスィーの正体が判明してしまう。敷地内ではジャッスィーを殺すことができないため、ビッルー達男衆はジャッスィーを敷地から出して恨みを晴らそうとするが、それに気づいたジャッスィーは何とか家に留まろうと奮闘する。
いろいろ
さてさて、敵の家から出られなくなってしまったジャッスィーの運命は!?
…といった感じなのですが、
ジャッスィー意外とその後外出てました。w
ターバンなアジャイさんなかなかかっこよかったです~
ドヤ顔がよかったね!
過剰な演出が随所にあって、笑っていいのかいけないのかわからない感じで映画がスタートします。(←結局笑う方を選択)
何故ビックベンの時計の針の上に立っているのか…
何故上から降ってくるのか…
↑くわしくは後程のリンクでお確かめください…。
早々にサルマンが登場!(ここで映画館では拍手が沸いてましたw)
我らがソナクシ姉さんは、ジャッスィーと列車の中で出会います。
↑お名前は、スク。
ジャッスィー、スクに一目ぼれ。
駅に着いて、一度ははぐれてしまいますが、お寺で再会。スクが列車に忘れて行ったカメラを渡した後、スクの家に招待されるのですが、そこは実はサンドゥー家だったという…。
スクの父親は、実はジャッスィーの父と相討ちになったお人でした。…うわぉ。
いじけて下向いてモゴモゴ喋ってたのが最高に萌えましたw。
スクの婚約者が居たんですが、終盤までスクとの関係がよくわからず(ただの親友?恋仲?)混乱してしまいました。ジャッスィーも自分の命の方が大変でスクへの気持ちが結局わかりにくかったので、恋愛要素はもうちょっとはっきりしてほしかったなぁ。
代わりにこの人がけっこう活躍してました~
ビッルーの婚約者で、敵討ちが済むまで結婚できないため、25年もビッルーを待ってるパンミー役。
25年て…長!!!
アクション方面は、うーん。好みが分かれそうなところ。
見せ場がほぼ全部スローモーションでした。
スローモーション、南インドの映画に多いんだよねぇ…といっても南インドのアクションもあそこまでスロー多用してなかった気が…。
スローを除けば肉体派なアクションだったので、好きな人はいそう。
ピタッとした、カラフルなターバンを巻いてる方々は、シク教徒です。
パンジャーブ地方に多く、パキスタンにも居るそうです(もちろんインドのその他の地域にも)。全員が全員ターバンを巻いてるわけじゃなくて、巻いてる人は中でも限られた宗派の人たち…らしい。
この映画では触れられませんが、「○○・シン(スィン)」という名字の人は、まずシク教徒かと。ボリウッド俳優でも時々いますよね~。
そんなシク教の賛美した感のある映画でしたが、その辺は特にクドくなく気にならずに観れると思います。
タイトルや本編内でキーワードの「サルダール」がよく出てきましたが、「シク教徒」という意味だそう。映画の中だとなんとなく「男の中の男」って感じな使われ方をしてました。
細かい出来やツッコミ所を探したらキリがない映画でしたが、普通に楽しむ分には十分だと思います。
良い役者さん揃ってますし。インド映画ファン的にはインド度高いところも重要。
とにかくアジャイさんがよかったです~。特段ファンでない人も是非。
リンク
音楽のりのり~!楽しいです。
Son of Sardaar Title Song シュールすぎて…w
Raja Rani(私はクイーン、あなたはキング)
こちらはエンディングでした。
おまけ
Son Of Sardaarのリメイク元のテルグ語映画をお借りしたので、そちらも今度感想載せる予定です。