インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Angrezi Medium(イングリッシュ・ミディアム)

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2020年公開

出演:イルファーン・カーン

   ラーディカー・マダン

   ディーパク・ドーブリヤール

   カリーナー・カプール

   ディンプル・カパーディヤー

   ランヴィール・ショーレイ

   パンカジ・トリパーティー

監督:ホーミー・アダジャーニヤー

言語:ヒンディー語+日本語字幕

時間:145分

媒体:キネカ大森(シアター1)

 

あらすじ

早くに妻を亡くし、娘ターリカー(ラーディカー・マダン)と2人で暮らす菓子屋のチャンパク(イルファーン・カーン)。2人はとても仲が良くお互いにかけがえのない存在だったが、ターリカーが成長したころ、彼女はイギリスに留学したいと言い出した。

ターリカーの通う高校には成績上位に入るとイギリスの大学への留学枠があった。猛勉強の末、見事留学枠を勝ち取ったターリカー。しかしその表彰式の際にチャンパクは皆の前で地元の裁判官の不正を告発してしまう。裁判官はなんと校長の夫だったため校長を激怒させてしまい、ターリカーのイギリス留学は白紙になってしまう。悲しむターリカーを見て、また校長にコケにされてキレたチャンパクは、自力でなにがなんでも娘をその大学に入学させようと奔走するが…。

 

いろいろ

2020年に病死したイルファーン・カーンの遺作です。

インド本国ではコロナが流行し始めるあたり劇場公開されています。本作はHotstarで配信のため日本からはかなり観辛い環境にありますが(この配信の会員登録がめちゃめちゃハードル高い)、今回IMWで上映されたため観てきました。

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ドタバタして感動もして、楽しい映画でした!!

父娘よ!

 

前作『ヒンディー・ミディアム』から要素を引きついだ「〇〇ミディアム」シリーズ。

前作とはストーリーに繋がりは全くないですが、イルファーンが父親役、ディーパク・ドーブリヤールが親友的ポジション、ティロタマ・ショームがコンサルタントなど、要所要所で前作を記憶しているとちょっと嬉しい世襲キャスティング。それと教育のうちの主に"入学"までに奔走するというテーマも前作と共通しています。

ディーパク・ドーブリヤールおじさんたちの継続出演もだいぶ嬉しいですが個人的にはパンカジおじさんが短時間で無駄に濃いキャラクターだったのが特に嬉しかった(笑)。出てるの知らなかったせいもあるw予告編にいますw

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あとはあれだなー、『ヒンディー・ミディアム』の娘はまだ小学校入学前の小さい女の子だったけど、今回の娘は自分の意見を言える大人手前くらいには成長しているので、娘の意思も大事だったり親と子でのぶつかりがあったり、そういった面は前作との違いで面白い部分でした。

 


記憶する限り前作はお受験に一本集中していて、今作は中盤に入学とはあまり関係ない問題に阻まれてちょっと脱線気味になるので、ストーリーの出来は前作の方が優れてたかなぁ。いやしかしどっちもやっぱり楽しくて好きかな。脱線してるところに好きなシーンもあるしな…。

前作のコメディタッチが好きならだいぶ入りやすいと思います。ボリウッドのこの軽快でありつつ考える部分もある絶妙なバランスが大好きよ!

 

リンク

ダンスらしいダンスシーンはないです BGMは豊富

「Kudi Nu Nachne De」プロモ用

 

「Nachan Nu Jee Karda」これもプロモ用。『Tum Bin 2』の挿入曲のリメイクだよ

 

「Ek Zindagi」前作でも使われてた曲。これは本編映像