インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Nandha(ナンダー)

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2001年公開

出演:スーリヤ

   ライラ

   ラージキラン

   カルナース

   サラヴァナン

監督:バーラー

言語:タミル語+英語字幕

時間:125分

媒体:DVD

 

あらすじ

不貞と暴力を働いた父親を殺した罪で、大人になるまで少年院で過ごしたナンダー(スーリヤ)。大人になり出所し自宅に戻ってくるが、当時のショックを抱える母親からは拒絶されてしまう。
彼は新しい人生に向けて大学に通おうとしたが、少年院を出た身であったため、一度入学を拒否される。そこで地元の名士ペリヤバル(ラージキラン)の力を借りる。ペリヤバルは元々王族の家系で、財産を国に接収されたあともある程度の資産を持ち、市井の人を助ける役目をしていた。

大学に通うようになったナンダーは早速不良学生に目を付けられる。しかし逆にやり返しているナンダーの姿を見たペリヤバルは彼を気に入り、息子のように目をかけるようになるが…。

 

いろいろ

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おめめきれい…

 

少年期を家族と離れて生きていた青年が、愛に飢えもがき苦しむお話。

血の繋がらない友人や保護者や恋人などはいるものの、血の繋がった母親からだけはなかなか受け入れてもらえず。う~ん、なかなかもどかしく苦しいよなそれは。ある意味一番欲しいものが手に入らない感じですね。

ナンダーは元々自分から喧嘩を仕掛けていくことはしないものの、弱者に暴力を働く男に対してのやり返しだったり正当防衛だったりが発展し、しかもナンダーは容赦をしないので、それが行き過ぎてしまうところが母親が余計彼を敬遠する理由になってしまったり…。

 

しかし母親の気持ちもわかるんだよな。

父親を殺した息子がその瞬間無意識にか笑みを浮かべていて、それを見た母親は息子の中に狂気を感じてしまい、その後息子が喧嘩や暴力を働いてる時に限らずしょっちゅうフラッシュバックしてしまうという。もはやトラウマ。

そのときの少年ナンダー怖かったよ。笑みが凄かった。演技派。

演じていたのは子役時代のヴィノード・キシャンで、彼は今も役者をしていて最近は『Imaikkaa Nodigal』に出てました。

 

 


バーラー監督またトラウマ植え付けてくるんですけど…。ううう

ほか『Pithamagan』しか観てないですけど、なんだかもう十分っす。

終始雰囲気が暗いっていうか、不穏な気配がずっとしているのでちょっと心臓に悪い。今回は結末を先に知ってたので余計不穏さを感じていたような、逆に無駄に不安を煽られなかったような…。

バーラー監督作はわざわざそうしなくてもいい結末にわざとしている節があって、その辺ポリシーとか美学とか持ってそう。インタビューしてみたい。

 

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スーリヤとライラと共演シーンよかった

デートシーンとか微笑ましかった

 

リンク

ダンスシーンにいい感じのあるんですが公式動画がないので今回はお休み