2020年公開
出演:ディルジート・ドーサンジ
マノージ・バージパイ
ファティマ・サナ・シャイーク
アンヌー・カプール
ヴィジャイ・ラーズ
スプリヤー・ピルガーオンカル
監督:アビシェーク・シャルマー
言語:ヒンディー語+英語字幕
時間:133分
媒体:Zee5
あらすじ
1995年。ムンバイに暮らすスーラジ・シン・ディローン(ディルジート・ドーサンジ)は裕福な酪農家の息子。彼は適齢期を迎えあちこちお見合いに連れていかれていた。女性にモテるためには"ワル"になるべきとアドバイスを受け、バイクにファッションにお酒とそれらしい行動を取ってみたところ、なんと"お見合い探偵"マドゥ・マンガル・ラーネー(マノージ・バージパイ)の餌食に遭い、スーラジの悪事を隠し撮りした写真が相手の家族に渡り、そのせいでお見合いの席でこっぴどく断られてしまう。本来はワルとは程遠い生活をしていてそんな振舞いをしたのはたった一度だけだったスーラジは、探偵の正体を突き止め復讐しようと決意する。
探偵の事務所に潜入したスーラジは、そこで美人な女性トゥルシー(ファティマ・サナ・シャイーク)に出会い、一目ぼれする。トゥルシーはマドゥの妹だった。トゥルシーと仲良くなったスーラジは、実は彼女が家族に隠れてDJとして活動していることを知る。そんな当時はレアだった女性DJを新聞の特集記事として掲載させたスーラジ。その新聞記事のせいで「マドゥは探偵なのに妹の隠し事に気が付かなかった」と名誉を汚されたと憤ったマドゥは、スーラジに宣戦布告をするが…。
いろいろ
まずお見合い探偵って何ぞや!って感じなんですけどw
結婚相手の素性を調べてくる仕事なのかな、わたくしイチ押しのおじさん俳優マノージさん。
やはり本作の目玉はおじさんのコスプレですかね!
心の準備する前に登場しちゃうこんなのとか
謎の007パロとか
はたまたこんなのとか
こんな格好で景色に溶け込み(溶け込めているのか!?)、主に婿候補の人の裏の顔を暴くという…
あまり褒められた仕事じゃないってことで、両親に小言を言われる探偵さんですが、本人は気にしてないご様子でしたw
そんな探偵さんに写真を撮られ、悪い意味で勘違いされてしまった主人公。探偵さんに復讐しようとしたところその妹に惚れてしまい、探偵VS被害者から義兄VS婿の図式に変化してからが盛り上がりポイント。
この探偵さんがさ~~~意味深な宣戦布告をしておきながら何もしてこないんですよ…むしろスーラジと妹の交際を応援してくるという。探偵業やってるから絶対ずる賢い方向に頭働くはずなのにそんな素振りがない…なにか絶対仕掛けてくるんだろうけどなにかわからない…それをまのーじおじさんがやるから怖い…wwww ワクワクとドキドキが半分ずつ。ジェットコースターの急落下の手前の感覚w コメディなので全然怖いタッチの映画じゃないけど背筋凍りかけましたw
スーラジくんも負けてばかりじゃなく、ディルジート十八番のヤンチャなキャラで探偵さんに抵抗。その流れでトゥルシーに迷惑かけちゃうけどそこは素直なのでわりとすぐ反省&謝罪。主人公の改心が割と早いタイプの映画ですね。たまにあるねそういうやつ。家族の顔合わせのシーンでスーラジとトゥルシーが同じコップの飲み物を2つのストローで飲んでたのが一瞬だったけど印象的でした。家族の前でそんなことしちゃうなんて、見せつけてくれちゃって!
舞台は1995年でした。ムンバイがぎりぎりまだボンベイだった時。ぶっちゃけ言うとそんなに1995年である必要はなかったような…?(笑) ファッションは時代に合わせてたような合わせてなかったような…w 今のインドでも女性がDJやるの許さない家はいっぱいありそうかな。
この頃の連絡手段がポケベルだったのがノスタルジックでいいですね。もちろんスマホはないです。
英語字幕がめちゃめちゃ早いです。なんたって捲し立て系のディルジートくんがいるから…。英語を理解する以前に動体視力いるんじゃね!?って感じの字幕でした。正直日本語字幕だったとしても油断したら見逃しそうw 日本語版観るときは吹替がいいですw
お話はめちゃめちゃ好きなタイプって早い段階で分かったんだけど、字幕が追い付かなくてワーッってなったので途中何度か休憩入れつつ観ました。でも大丈夫です、大筋はわかりますw色々出揃ってなんとなく全体が掴めてきたらちょっと落ち着けます。
(字幕以外は)とっつきやすい造りのコメディで楽しい映画でした!
リンク
キャッチーな曲揃い。
「Basanti」
「Waareya」
「Ladki Dramebaaz Hai」