インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Velaiilla Pattadhari 2(無職の大卒 ゼネコン対決編)

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2017年公開

出演:ダヌシュ

   カジョール

   サムドラカニ

   アマラ・ポール

   サランヤー・ポンヴァンナン

   ヴィヴェーク

監督:サウンダリヤー・ラジニカーント

言語:タミル語+日本語字幕

時間:125分

媒体:スクリーン(イオンシネマ市川妙典)

 

あらすじ

スラム再開発事業を成功させたラグヴァラン(ダヌシュ)。彼は外部の賞を受賞するまでの活躍を見せた。そんな彼の優秀さに目を付けた南インドの大企業ワスンダラ建設の会長ワスンダラ(カジョール)は、彼をアニタ建設から引き抜こうとするが、自社に恩義があるラグヴァランはこれを断る。気分を悪くしたワスンダラはそれ以後、アニタ建設の事業に数々の妨害工作を仕掛け追い詰めていく。自分のせいで会社が危機に陥っていることに責任を感じたラグヴァランは自ら会社を辞め、無職になるが──。

 

いろいろ

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タイトル通り、『Velaiilla Pattadhari(無職の大卒)』の続編にあたります。インドによくある「キャストやコンセプトは似ているけど設定は別物」ではなく、ちゃんと続き物になります。前回の敵とは決着がついているので、敵だけ交代、あとはアニタちゃんのキャストが替わりましたが他のメインキャラクターはほぼ続投かな?ってところです。

 

前作は、理系学部を卒業した優秀なエンジニアの卵たちが職にありつけないでいる…という社会問題と主人公の悲哀がうまく描写されヒットにつながりました。

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その点でいくと、今回は大きな権力者との良心の戦い、また家族を持ち新たな壁にぶつかる主人公の悩みを描いています。社会的な問題も取り扱ってはいますが、観ている側に新たな問題提起をするほどのものではないため、パンチ力としては1作目の方が強いです。そういう点では普通の映画って感じかな~。悲哀的なところは就職できない→妻との関係に移行したわけですが、ここはいきなり大きい子供(義父・夫・義弟)ができてしまった状態の奥さんに肩入れしちゃうなw

まぁとはいえダヌシュのあのキャラクターはさらにパワーアップしてる点にフォーカスすれば、あれをまた拝みたい!というファンには嬉しいパターンのやつですね!自分より明らかにパワーのある会長に堂々と喧嘩売ったり無職なのにドヤったりするラグヴァランが最高に笑えてかっこいいですw

もう一ついうと、社会問題とはまた違いますが、あ、時事ネタですね。が差し込まれます(ネタバレではないけどかなり終盤なので何のことかだけリンク貼っておきます)。本作以外にもタミル映画でちょいちょい見かける件なので、やはりチェンナイに暮らす人にとってはインパクトが大きい話だったんだな~、ってあたらめて感じました。

 

悪役はヒンディー映画で活躍するカジョール。タミル映画は初めてではないですが久しぶりの登場です。豪華ですね~!!声はDeepa Venkatさんがあてています。

ラグヴァランとワスンダラの決着の付け方はアクション映画として観ると物足りない部分がありますが、逆にこれもアリだなと思いました。意外とこういうのあんまりないのでは…?

 

前作のダヌシュのキャラクターが好きな方にオススメ。あとダヌシュの腹チラが記憶の限りでは2回ほど拝めるので、細身フェチの方にもおすすめですw

 

リンク

「Life Of Raghuvaran」このシリーズは労働讃歌的なところがある

 

「Torture Of Raghuvaran 」

奥さんとの付き合い方に悩んだ末の曲(妻を持つ人にはわかるかもねw私は感情移入できんかったww)

 

これはプロモ用「Raghuvaran Vs Vasundhara」

 

おまけ

会場ポスター

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