インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

2023年1月に観たインド映画

2021年12月に休止にしたこちらのまとめですが、

諸事情であまり1本ずつ感想を書ける機会が見つからず、簡単に書けるまとめとして復活します~

最後にこのカテゴリでUPしたやつこんな感じ

またゆるゆるとお付き合いくださると嬉しいです。

時間ができたら書き損ねてる過去分もまとめられればと…(いつになるやら)

 

愛しのモニカ

2022年/ヒンディー語

取締役に抜擢された技術者ジャイは浮気していた社長秘書モニカから妊娠を告げられる。世間にバレて失脚することを恐れた彼は同じくお金を要求されていた2人の男と共に彼女を殺す計画を進めるが、これには彼も知らない裏があり…。
東野圭吾『ブルータスの心臓』が原作。

ロボット工学企業のなかで渦巻くミステリー。けっこう面白かった!
原作からは大筋も改変してるっぽい。インドのこういうブラックコメディサスペンスっぽい感じ好き(『盲目のメロディ』とか)。
監督は『燃えよスーリヤ!!』のヴァーサン・バーラー。ゲストもいるよ。

 

主人公

1966年/ベンガル語(原題:Nayak)

国立映画アーカイブ上映企画「アカデミー・フィルム・アーカイブ 映画コレクション」で鑑賞。サタジット・レイが監督の映画。

ベンガル映画界のトップスターがデリーでの授賞式へ向かう道中の寝台列車の中で自身の半生を振り返る話。

…しかしびっくりするくらいストーリーのいいポイントが全然わからなかった。駄作と思う方向でつまらなかったとかではないんだけど。同じタイミングで鑑賞された方は色々書かれていたので、多分自分がつかみきれなかっただけだと思う。こういう映画センスが皆無なのを改めて感じてしまったとき凹むね。でも寝てる人もいっぱいいたw開催が平日の夜だったせいかお疲れの人が多かったかもしれないw

ヒロイン(未満?)のシャルミラー・タゴールがめっちゃ綺麗だった。サイーフ・アリー・カーンのお母さんです。

 

Varisu

2023年/タミル語

スタートアップ企業を経営するヴィジャイはとある大企業の三男坊だったが、父親ラジェンドランに反発したことで勘当されていた。ある日父親は自身がガンに冒されていることを知る。後継者として長男か次男を選択しようとしていたが2人とも大きな問題を抱えていることを知り、最終的にヴィジャイを指名する。父親の病気を知った彼もそれを受け入れたが、実情を知らない長男と次男はヴィジャイを会社から追い出そうと画策し──。

制作プロダクションがテルグ系のところって知ってて観たせいもあるのか、ヴィジャイが居てタミル映画なはずなんだけどテルグ映画っぽさをすごい感じたなぁ。こういうの見たらタミルとテルグの違いが分析できそう(あと一歩のところで文字化できない件)。こういう交差でちょこちょこ言語の境界線が曖昧になっていくことも増えるのかもしれない(いい映画が生まれるのであればこの現象については賛成です)。ヴィジャイの映画でいつもは強めだった"タミル愛"も今回はなりを潜めていました。代わりに大家族的家族愛がフューチャーされてました。

 

Thunivu

2023年/タミル語

チェンナイの大手銀行に強盗が入る。しかしそれはすぐ白髪の男に制圧され、銀行はその男の独壇場へと変貌する。一般客を巻き込んだ立てこもり状態となった銀行の外では、大勢の警察が武力行使も厭わない形で取り囲むが、白髪の男は一歩もひるむ気配がない。そして彼は銀行の奥底まで捜索をし、最初の強盗が狙っていた額の何倍もの大金を見つけようとしていた。誰も正体を知らない白髪の男の狙いは一体──。

初っ端からバチバチに派手な銃撃戦!でかなりぶっ飛んだアクション映画でした。説明から入らないので最初は全然わからないですが、途中でちょこちょこ説明があるので最後まで観たら大丈夫なやつ。なので最初ついていくのが大変でもなんとかなるので安心してください。ハードでスカッと楽しめるストレス発散映画です。

 

エンドロールのつづき

2021年/グジャラート語

映画嫌いの父に「最後に観る映画だ」といわれ神様映画を鑑賞した少年のサマイ。彼は映画に注がれる光に魅了され、学校をサボり日々映画を観に行くようになる。彼の熱は覚めることはなく、いつも一緒に遊ぶ友人たちとフィルム映画上映の真似事をはじめる。彼はいつしか夢を抱くようになるが──。

インド・フランス合作。と言われると純インド映画というよりはフランス的なにおひを感じる…(純インド映画って何)。映画の中で一番注目される俳優やストーリーではなく、"光"に魅了される少年。そこが少し捻っているようで面白かったです。

全体的に映画リスペクトなので映画好きに特にオススメですが、フィルム映画的に辛いシーンがあるのでご覚悟のうえでどうぞ。

 

Gandhi Godse Ek Yudh

2023年/ヒンディー語

ガンディーが暗殺で死なず暗殺者ゴードセーと対話をしていたら…?というif的なストーリー。

そもそもガンディーが暗殺されていたことを知らなかった…もしくは知ってたけど忘れてた?ってくらい知識ナシ状態で鑑賞。

真面目な教科書みたいな語り口でした。
ただうーん、盛り上がりに欠けるというか、映画館で観るにはちょっと物足りなさがつよい。TVの2時間ドラマくらいでいいかもしれない。シーンとシーンのつなぎ方もあんまり良いとは言えなかったかな。監督好きなんだけどなー。日本人的には台詞映画なのも少々辛いところ(笑)。

最近になって、反ガンディーのゴードセーを良く言う流れがリアル世界のインドで盛り上がったことを考えると、この映画はガンディーの再評価をしたかったのかなと思う。ゴードセーのことは人としての否定はしないけど、映画としてはガンディーの信条に沿ってる感じです。