2015年公開
出演:イムラーン・ハーシュミー
アマイラー・ダストゥール
監督:ヴィクラム・バット
時間:134分
言語:ヒンディー語+英語字幕
媒体:DVD
あらすじ
警察官のラグー(イムラーン・ハーシュミー)は、警察内部の裏切り者の罠にはまり首相暗殺の片棒を担がされる。そのまま濡れ衣と口封じのため事故にみせかけて殺されそうになるが、大怪我を負いながらも命からがら逃げることに成功する。彼は、密かに連絡を取った友人の手により治療を受ける。ひどい火傷の治療のためまだ臨床実験のされてない薬に一縷の望みを賭けるが、そのせいで紫外線を浴びると実体を現す透明人間になってしまう。世の中から追われている状況でこの身体になったのは、神が自分にチャンスをくれたからだと考えたラグーは、自分を陥れた人間たちへ復讐を実行し始める…。
いろいろ
スーパーヒーローものとしてチェックしました。行動原理は復讐なので、ヒーローもの未満かな。ここ最近ヒーローものの定義を考えてたんだけど、どんな特殊能力を持っているかは関係なく行動が自分のためか社会のためかってところに尽きると結論になったので。というわけでインド映画的枠にはめるならば"復讐もの"ですかね。最後の方で「悪を挫く」っぽいこと言ってたからこれでもし続きの話があるとしたらヒーローものっぽくなるのかもしれません。設定は悪くなかったしわりと面白かったです。完全に透明人間もしくは自由自在に透明になれるってわけではなくて紫外線という条件下のみってところが好き。お洋服も透明になるのは何故なのかちょっとわからなかったw
CGはもうちょっと頑張ってほしかったかなw 2015年だからこんなもんだったかもしれない(2015年くらいの他のインド映画も似たようなCGだった気がする)
個人的にバットファミリー作品からスーパーヒーローが出てくるのが驚きだったんだけど、蓋開けたらファミリーイメージに変わらずのねちっこさがあったw子供には見せにくいアダルト~なねちっこさ。キス魔イムラーン・ハーシュミーも変わらずキスしてた(数えたろかって思ったけど途中から忘れた)
アマイラー・ダストゥールは『Anegan』からのファンです。
本作のヒロインです。相手が恋人であれど殺人犯になったら逮捕を優先したり復讐(殺人)に進むところを制止しようとしたり、警察官として芯の通ったキャラクターでした。愛のために殺人に協力したりただ手をこまねいていたりはしなかったのがリアルで好感。
イムラーンはバットファミリーの親族でもあるしバット系映画の常連。アルノーダイ・シンも『Jism 2』でバットファミリー作出たことあるしなんだかんだ気に入られてる?
追うほどファンじゃないけど色んな意味で危なっかしい役が多くて目が離せないw今回は主人公の上司役でちょっと老けメイクなのか白髪交じりのヘアスタイルに見えました。
リンク
ねっとりした曲が多め
「Tu Jo Hain」
「Alif Se」
『Street Dancer 3D』のノーラー・ファテーヒーが特別出演
「Teri Khushboo」