1999年公開
出演:サルマーン・カーン
アルバーズ・カーン
ラーニー・ムカルジー
シャクティ・カプール
ジョニー・リーヴァル
監督:ソハイル・カーン
言語:ヒンディー語+英語字幕
時間:132分
媒体:Netflix
あらすじ
幼馴染のラニ(ラーニー・ムカルジー)のことが好きな配達員のヒーロー(サルマーン・カーン)は、ある日彼は配達中の荷物を見て社長 カンナー(シャクティ・カプール)の悪事を知り、不運なことにそのせいで殺されてしまう。カンナーを追っていた警察官ヴィシャール(アルバーズ・カーン)もまたアジトに乗り込み心臓を撃たれてしまう。ヴィシャールはヒーローの心臓を移植されるが、ヴィシャールが意識を取り戻した時から、ボスへの復讐を願うヒーローの幽霊が彼に付きまとうようになり…。
いろいろ
なんか楽しそうな気配がしたので観ました。あとはサルマンとラーニーとシャクティ・カプールが好きなので…ネトフリに上がってるの見つけるまで存在すら知らなかったんですけどね!
主演がサルマン、ライバルのような仲間のような対極にいるのがアルバーズ、監督がソハイルというカーン家男兄弟総出の作品。カーンによるカーンの映画。
アメリカ映画『私の愛したゴースト』のリメイクです。もっとも、そのままではなくサルマーンの役は弁護士から配達員に、アルバーズの心臓のダメージは不健康による心臓発作から銃による襲撃に変わっていて、アイデアを拝借した程度に収まっています。
最後はインド風というよりは他で観たアメリカ映画を連想させるシーンだったけど、『私の愛したゴースト』もそんな感じなのかな?
成仏してない幽霊がまとわりついて色々邪魔とか悪戯してくるのが楽しいですねっ
もちろん、宿主?以外に幽霊の姿は全く見えません。
とにかく楽しかった!!実は今年まだ飛びぬけて面白い映画には出会ってないから、このまま下手したら今年のベストになってしまう~(笑)
鑑賞前にwikiであらすじ読んでたら、「容赦ないオナラを届けます」って書いてあって。おならを届けるとかないやろ~爆弾のことの比喩かな?って思ってたら、ホントにおならでしたwどんなおならかは観て確かめてくださいwそして放屁はカウントできただけでも11回ありました。おならしてたのは主にヴィシャールの上司なんだけども…あまりにも真面目なシーンでもおならしちゃうから脱力しちゃいました。あのおならの頻度はもう病院行った方がいいレベルだなあ~。
そんなわけで割とお下品なナンセンスコメディーです。小学5年生が喜びそう(笑) それで喜んでる私もなかなかガキっぽいかもしれない…(ショック)(今に始まったことではない)
幽霊の他にもカンフーおじさんとジョニー・リーヴァルとか…なんかもう情報量が多い!!そうそう、サンバのリズムでダンスするジョニー・リーヴァルが可愛いですよ…ってホント情報量が多い!!
しかし超底抜けに明るく描かれてるけど、ヒーローのことを考えるとめちゃ切ない。好きな人に想いを伝えられないまま死んで、移植された身体の中で、彼女を目の前にすると心臓が跳ねるんだよね…。それで心臓の新しい持ち主がヒロインと付き合い始めて…って、そんなのしんどくないです?だから宿主に無駄に嘘教えたり、踊らせて周囲に変人に思わせるなんて、そのくらいやっても許してあげたい。
20年以上前だけど色々詰まってて面白い作品です。深く考えずに楽しい映画観たいときにオススメです!
リンク
「Chandi Ki Daal Par」
「Hello Brother」
「Mere Sapno Ka Woh Raja」ラーニー可愛いよラーニー