2020年公開
出演:プラサンナー
ヨーギ・バーブ
シャーム
アシュウィン・カクマヌ
ラージェーンドラン
サムティラカニ(特別出演)
監督:バドリ
言語:タミル語+英語字幕
時間:148分
媒体:ネット配信(SunNXT)
あらすじ
誠実な警察官のクマラヴェール(プラサンナー)が仕事に生きる男だったが、妻のサンギータが突然甲状腺がんに侵されていること、またその治療に莫大なお金がかかることを知り、絶望する。
クベラン(ヨーギ・バーブ)はコソ泥で生計を立てていたが、盗みに失敗したり逆に騙されたりしてあまり稼げないでいた。大工の家のカールティク(アシュウィン・カクマヌ)は裕福な育ちの彼女と結婚するためにお金を欲していた。
時は2016年、インド全土に衝撃が走った紙幣廃止のタイミングだった。クマラヴェールは異動した先の部署で電話傍受を通して、旧紙幣で揺らぐブラックマネーの情報を知り得るようになる。治療費のためにこのブラックマネーを狙う事にした彼は、たまたま出会ったクベランを誘い、計画をスタートするが…。
いろいろ
カンナダ映画『Mayabazar 2016』のリメイクです。
既にコロナ禍にあったチェンナイで撮影され、劇場公開はなくTVと配信のみで公開されたそうです。
2016年の時事ネタを起点にした作品でした。
まず1つめが一夜にしてルピー紙幣が切り替わった衝撃と、
2つめが当時流行っていたDubsmash。
これってどちらももう5年前ってのがわりと衝撃でしたw2年前くらいの感覚でしたw Dubsmashは映画の台詞や歌に合わせた自分の動きを乗せるリップシンク的な動画で、いまの流行りでいうならTik Tokかな。
ブラックマネーを狙う手口ですが、脱税等のガサ入れを装い、家に隠してある金品を押収するか賄賂と受け取るかのどちらか。脱税捜査のガサ入れはあれですね、『Special 26』で観た手口ですねwあの時は2016年よりずっと昔の時期を舞台をしているので旧紙幣/新紙幣は関係ないですが、余裕で思い出すくらい似ている手口でしたw
盗んだ金をばらまく義賊ってほどじゃないけど、金を狙う庶民に対し狙われる金持ち、しかもお金はずる賢く集められたものってことで、一般庶民からしたら日頃感じる不公平さからのカタルシスってことでスカッとする手口ですね。
個人的には好きな俳優がいっぱい出てきてて、ヨギバブちゃんは後述するとして、主役のプラサンナーとアシュウィン・カクマヌはイケメン特集【2018年南インド編】で紹介した人たち。
あとゲストでラージェーンドランさん。ラージェーンドランさん風呂上り?でガサ入れされる人…。出演時間は短かったけど相変わらずテンション高くて楽しかったです。
バブちゃんメイン(今回は準主役)の映画は大作を除いて駄作率がかなり高いので、いつもわりとハードル低めに観てます。なんならバブちゃん出てきた時点で合格点出すくらいw 今回は劇場公開もなかったし…ですが、『Naanga Romba Busy』は映画として比較的よかった方というか、傑作ではないけど私にはまあまあ合ってたのか楽しかったです。
ヨギバブちゃんウォッチング
出演時間は結構長いです。中途半端な親友役の時よりありそう。バブちゃん目当ての場合ご満足いただけると思います。
主役が主犯・計画担当だとして、実行犯がバブちゃん。
一回ピンクのシャツの時だけめっちゃ汗かいててびっくりしましたw隣の人はあんまり汗かいてるように見えないけど(っていうかそういえば警察官の制服って汗かいてるのあんまり観ないな…)
リンク
予告編
「Raathiri」
「Adaalu Amta Seenu」