2021年公開
出演:パリニーティ・チョープラー
アルジュン・カプール
ジャイディープ・アーラワト
ラグビール・ヤーダヴ
ニーナ・グプタ
監督:ディバーカル・バナルジー
言語:ヒンディー語+英語字幕
時間:125分
媒体:DVD
あらすじ
銀行経営責任者のサンディ(パリニーティ・チョープラー)は、上司と待ち合わせをしていたが、代わりに迎えに来たピンキー(アルジュン・カプール)と名乗る男の車に乗りこむ。しかし移動中、目の前で警察が一般人を撃ち殺した一部始終を目撃してしまった。しかしそれはただの偶然ではなく、本当はサンディとピンキーを狙ったものだった。
ピンキーの正体は運転手ではなく、ハリヤーナー警察の捜査官だった。罠にはめられたと気付いたピンキーは、上官ティヤーギー(ジャイディープ・アーラワト)たちの目をかいくぐりながら逃亡を始めるが、2人を狙う魔の手はすぐそこまで迫っていた。おまけにサンディは実は上司との不倫で出来た子供を妊娠していて…。
いろいろ
パリニーティ・チョープラーとアルジュン・カプールはスクリーン上のゴールデンカップルの一組だと思うんですが、一般的にはどうなんでしょう。てっきり共演5回くらいは確実にやってると思い込んでおりました。実際のところは『Ishaqzaade』『Namaste England』を経て本作で3回目の共演だったようです。
2020年3月公開予定だったのが、例の如くコロナで延期となり2021年3月の公開となりました。
ブラックコメディにしては笑いの少ないシリアスなスリラー。
背後に陰謀が絡み、そして各々が多少なりの謎を持ち、話が進むにつれ少しずつ全体像が見えてくるタイプのお話です。ということは全貌が明かされるまで時間があるので、英語字幕だと少々辛い(笑)。あとサンディープの職場・銀行が絡んでくるので、字幕が少々難しい(笑)。日本語字幕くれーー!!私は字幕で撃沈してしまったので、この映画が面白いものなのか面白くないのかイマイチ判別できませんでした。敗北。
この映画においては、分からない単語はすぐ調べるのがオススメです。
逃亡中に身を隠す場所のほとんどはネパール国境に面しているウッタラーカンド州ピトラーガル。文化的にネパール寄りになるのか普段映画で見かけないようなビジュアルの結婚式が出てきて、興味をひかれました。ここにおいては主要キャラクターの一人が驚きの恰好をするのでそこもある意味見どころです。
ダンスシーンは1曲のみ。それも別世界に飛んで踊ったり第四の壁を越えて観客に向いて踊ったりするようなものではなく、結婚式の一部としてあくまでもナチュラル路線でした。そしてここで踊るピンキーがダンスが上手いというエピソードがその後も使用され、ダンスと本筋にシームレスな繋がりがあったところがよかったです。やたらめったら映画に使いまわせるような繋がりではないけども。
リンク
予告
「Faraar」
メイキング