インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

ムンナー兄貴、医者になる(Munna Bhai M.B.B.S.)

2003年公開

出演:サンジャイ・ダット

   ボーマン・イーラーニー

   アルシャド・ワールスィー

   スニール・ダット

   ジミー・シェールギル

   グレーシー・シン

監督:ラージクマール・ヒラニ

言語:ヒンディー語+日本語字幕

時間:156分

媒体:ネット配信(Jaiho)

 

あらすじ

ムンナー兄貴(サンジャイ・ダット)はムンバイでヤクザをしていたが、そのことは田舎の家族には隠していた。父(スニール・ダット)は息子が医師だと思い込んでいて、ムンナーは父が自分のもとへ訪ねに来るたびに家を病院に作り替え、精力的に医師業をしているように見せかけていた。

そんなふうに今までは騙し通せていたが、父がムンバイで出会った旧友の医師アスターナー(ボーマン・イーラーニー)と再会し彼の娘チンキ(グレーシー・シン)を嫁に望んだことから、ムンナーの嘘がバレてしまう。お見合いの席でアスターナーに恥をかかせられた父は失意のまま田舎に帰ってしまう。

自分の嘘で父を傷つけてしまったことに気付いたムンナーは、一念発起し医師になることを目指すが…。

 

いろいろ

Jaihoのリクエスト枠で配信登場。後日に続編『ムンナー兄貴、ガンディーに出会う(Lage Raho Munna Bhai)』も配信予定だそうです。シリーズにストーリーの繋がりはないので、どちらかを先に観るか、どちらかのみ観るとかでも大丈夫で、鑑賞のハードルはちょっと低めになってます。

 

医者になるのを頑張るというより、人情物語でした。医大に入学したから頑張って医師免許取るのかと思ったら…ほとんど病院の方に入り浸って手の打ちようがない患者と交流しまくるという感じ。兄貴、ちゃんと授業受けてた!?(笑)

さすがに20年近く前の映画とあって、今の映画として観ようとしたらちょっと倫理的に不安(コンプラ?ポリコレ?)はありつつ、そこは時代の変化として割り切れれば面白かったし良かったです。

 

ラージクマール・ヒラニ監督とサンジャイ・ダットと言えば、日本で公開された『SANJU/サンジュ』にセルフ再現で本作のシーンが出てきます。ダンスと授業のシーンだったかな…?見比べすると楽しいかも。

 

イヤ~な役をやるボーマンさん、絶妙でした。

まあムンナー兄貴が奇跡を起こそうが何だろうが、病院内でやったアレコレは退学ものですわねwあんな人に目をつけられたアスターナー先生可哀想(笑)先生みたいに性格悪くなくても皆ああなりますわw

 

20年ほど前となると、役者のイメージも違ってたりするもので。

ジミー・シェールギルが若干30歳くらいでまだ好青年役やってたのが大きな収穫でした。今やハリヤーナー州あたりで猟銃持って若いカップルの結婚反対して実力行使に出るような役が多いので…。

イケメン枠じゃん

 

リンク

時代が時代なだけに質のいい公式動画はあんまりないのよね

 

予告編

ナワーズッディーン・シッディーキーがちょっと出てる