インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

番外編:NATTU/ナトゥ

荒川区にあるお店・なんどりさんで開催される「なんどり映画倶楽部」

今回は日印合作映画『NATTU』ですよ!

あ、画像探したんですけど見つからず、割愛。

 

1999年公開

出演:南々見狂也(南原清隆)

   ケディ・ティン

   ラージャシュリー

   アジャイ・ラトナム

   リヤース・カーン

言語:タミル語+日本語字幕

時間:38分

 

あらすじ

ナトゥ(南々見狂也)とケディ(ケディ・ティン)は、貧乏だが仲のいい兄妹。ところがある日、悪徳地主のラグーがナトゥを罠にはめ、ケディをさらってしまった。嫌がるケディに、強引に結婚を迫るラグー。一方、最愛の妹を助けるべくラグー邸に潜入しする…。

 

いろいろ

その名前を知ってる方も多いであろう、ウッチャンナンチャンの南原清隆主演のインド映画(…って言ってOK?)。 ちなみにネットでさくっと検索して先に出てくる『ナトゥ 踊る!ニンジャ伝説』は第二弾の映画になります。

 

日印合作、しかも38分の娯楽作…って、そんな短い時間内で一体どんなことがおきるよ…と思ってたら、意外や意外、他のインド映画に引けをとらないレベルでかなりてんこ盛りでした。しかもかなりインド。

兄弟愛、アクション、妹の危機、主人公の知られざる出生…に加えてダンスシーン3曲もあるよ!wすごいなその凝縮感! うん、でも38分なので、「え!?そこ端折っちゃう!???」的なイキナリ展開もあるんですが、それはそれで笑いながらみれちゃうっていう楽しさね。

 

ナンチャンとケディ以外の出演者とスタッフはみんなインド人なんですけど、リアルに活躍してる方々。

悪人ラグー役のアジャイ・ラトナムと後半絡んでくるゴーパーラン王子役リヤース・カーンの2人は立派なヒゲで結構かっこよかった。特にアジャイ・ラトナムは(ナンチャンと比べて)背がかなり高くて◎。2人、今もインドにて現役で活躍中です。

 

38分てんこ盛りをインドで5日間で撮ったそうで。スゲーな。

ビデオはメイキング付です。これまたインドを感じられる上に、ダンス振り付けや演技指導等、撮影のウラが見えるので見応えあり。いやぁ、勉強になりますねぇこれ。「日テレ、これ持ってるなら使えばいいのに」って話になりました。全くです。今のメディアのインド映画情報って、いちファンがネットで入手できる情報と何ら変わりがない。

 

刑務所でナンチャンとコワモテ達が踊るシーンが好きかな。(監獄ロックではない)

 

おまけ

※今回はおまけの方が長め※

今回の映画倶楽部、ナトゥだけじゃなくて。

というかかなりてんこ盛りな内容でして、楽しかったです。

 

私がTwitterでちょいちょい(いやかなり?)騒いでる『R...Rajkumaru(略してラジクマ)』つながりで、

ナトゥの前にヴィジャイ主演&プラブデーヴァ監督『Villu』を一部鑑賞。

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こちら、同じ監督のラジクマとかなりの類似性がある映画でして。(あ、『Villu』が先です)

ここのシーンが、

ヒロイン言ってる事ほぼ同じシーンある(爆) 主人公のアホさ加減も一緒w

 

ラジクマファン必見w あともういっちょ、南北マルチに活躍するイケメン悪役ソーヌー・スード↓もフィーチャーw

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ソヌさんとはラジニカーント主演『チャンドラムキ』で意味深な登場をしておきながら使い捨てのようなフェードアウト、リティク&アイシュ主演『Jodhaa Akbar』ではかなり可哀想な役どころ、2014年7月日本でも公開予定『ダバング 大胆不敵』で悪役、と何かと話題に事欠かない「ハンサム・ヴィラン」(Wikipediaより)な俳優さんです。

南からは幻の映画『Majnu』が参戦(何が幻かって、ソヌさんのクレジットがない)。ヒロインの兄なんですが、若くてイケメンでございましたよ。(こちらも鑑賞予定なので後ほどブログにて~)

北からはまたまたラジクマが参戦。ラジクマではむしろおいしいソヌさん。

ソヌさんはまだまだ盛り上がれそうなので、いつか単独特集もイケる!という話にwソヌさんオフ会とか超参加したいww

 

あと何故か北の問題児ウダイ・チョープラーの話になったりw

いろいろと楽しい時間でした。むんむんさん、inaさん、つきよさんありがとうございました♪

上記の2作品に加え『Nanban』(『3idiots』タミルリメイク。出演者の一人ジーヴァが今気になっている)のDVDも入手したのでこちらも観たらブログにアップしますね~