2019年公開
出演:ラージクマール・ラーオ
ボーマン・イーラーニー
パレーシュ・ラーワル
モウニー・ローイ
アビシェーク・バナルジー
ガジラージ・ラーオ
ジェフリー・ホー
監督:ミキル・ムサーレー
言語:ヒンディー語+英語字幕
時間:128分
媒体:ネット配信(Netflix India)
あらすじ
どんな事業をやってもうまくいかないラグーことラグヴィール・メヘター(ラージクマール・ラーオ)は、事業に成功しているいとこのデーヴラージ(スミート・ヴィヤース)に半ば強引に連れていかれた中国で、タンマイ・シャー(パレーシュ・ラーワル)に出会う。同郷だったことからタンマイに気に入られたラグーは彼からビジネスの極意を聞き、感銘を受ける。また、ラグーたちの旅に同行していた女性から中国の実業家を紹介され、インドに帰った彼は早速精力増強剤を売る事業を始める。彼の戦略は当たり軌道に乗り始めるが、それを飲んだ中国の要人が死んでしまい…。
いろいろ
下ネタ多め、ちょっと大人向きです。セクシャルなものをジョークにも真面目にも取り扱う内容。もう一方で、事業を起こすという点でビジネス的な側面も兼ねたストーリー。
最初の画像、タイトル上に書いてあるコピー「इंडिया का जुगाड़」は訳すなら"インドのビジネスハック"、かな~。邦題つけるならサブタイトルにしてもいい感じのコピーだ。
主人公が中国で出会うタンマイ・シャー氏のビジネス論
「顧客はバカだ」という毒気強めのワードから始まり、「顧客は必要なものを知らない」と来て、ニーズに応えるんじゃなくてニーズを作り出す(ってことかな??※意訳です)っていう理論が好きだった。まあ顧客からするといけすかない経営者感はあるけど、その下衆さと野心が好きだなぁ。
タンマイ・シャーを演じるのは『OMG Oh My God!』主演のパレーシュ・ラーワル。なんだろう、一本筋の通ってる守銭奴感が共通してるw
失敗を繰り返す実業家(主人公)
井の中の蛙で格下をバカにする実業家(主人公の親類)
口が達者な実業家(セミナーを開いてるおじさん)
あけすけすぎてビジネス相手に不誠実さはあるが持論で道を切り開いてきた実業家(タンマイさん)
など、いろんなタイプのビジネスマンが出てきていろんな主張をするので、ビジネス目線を持った人にもちょっと見てもらいたい気持ちがありますね。ビジネスマンとして経験や矜持を持つ人の感想を聞いてみたい。
まああとラージクマール・ラオが中国(※香港)に居るっていう絵面が妙にエモいですね!
↓これはオフショットかな
(ラージクマール・ラーオが浅草でそばを食べる写真が欲しくなってきた)
それとですね、『Queen』の"タカ"ことジェフリー・ホーが出演しています!
中国の怪しい実業家役ですね。
予告動画で知ってたはずなんだけど、観る頃にはすっかり忘れててびっくりしたw
役者としてはそう注目すべき人物ではないですが、『Queen』で日本人役やってたから妙に愛でたくなる存在。
あと医者役ボーマンさんとか好きな俳優さんたちがたくさん出ていて嬉しかったです。
精力増強剤を扱うっていうネタも好きだし、それに伴って触れられる性的なものへの価値観もしっくりくる内容だったので、私この映画わりと好きです。
リンク
「Odhani」めっちゃ中国的な舞台セット 好き
「The Naari Naari」プロモ用
「Valam」ラブラブ夫婦
奥さん役モウニー・ローイ、ちょっと顔が圧が強いなと思うけど、グジャラートの街の中だったらすごい美人妻って感じがしそう。主人公はうだつが上がらない頃に結婚したはずだから、こんな美人さん捕まえて主人公すごいな。